人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


山岳の民 ヴェルザンディ

― 南島戦場付近 ―

[連行される間、二人の山の民は口を開く事なく。
連れていかれた先で謝罪>>89を受けると、ようやく、息を吐いた]

 『ルディに、騎士団の様子を見とけ、って言われたから』

[促されるままに座り、問いに答えたのは鳥使いのシルワの方。
族長の長子の目付けのような役割を与えられていた鳥使いは、外への警戒心も比較的、薄い]

 『……ええと、あんた、解放軍の盟主さん……で、いいんだよな。
  巻き込むつもりはなくても、結果的に色々巻き込まれてるよ、おれら。
  ルディは、今度の事を切欠に、一族を外に向かわせる、って意気上げてんだから』

[問いかけ>>90からの推察を確かめるような言葉を投げた後、一族の状況を端的に説明して]

 『具体的にどうするかは、まだ決めてないけど。
  とりあえず、あんたらと敵対はするな、って方針にはなってる』

[ぼそり、と付け加えた声には、にも関わらず追い回された事への不満が少なからず滲んでいた。*]

(111) 2015/03/14(Sat) 18:57:54

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