― 魔女の領域 ―
[どうにか、という感じで起き上がるものの、お世辞にも安定している、とは言えない様子>>105に舌打ちしつつ。
周囲の気配を手繰り、左手の鋼糸を撓らせる]
てめーら、ちょっとさがってろ!
[まあ、ちょっとで済ます気はないのだが、そう言いながらリュカに近づこうとする妖魔を弾き飛ばして駆け寄った]
……なんかお前、調子悪くないか?
[問えば、霧の影響について聞く事はできるか。
他にも色々と影響は出ているようだが、見知ったもの相手となれば、齎されている変化は容易に察する事ができる。
このまま、一人で戦闘領域から下がらせるのも覚束ないか──との判断は、早く]