人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


世話係 オクタヴィア

[ここはどこ、なんて、まるで記憶を失った者か痴呆者が言う台詞じゃないか。
自分の身に起きた異変と合わせて考え―やはりこの霧は危険だと判断する。天使長の誰かに報告しなければならない。]

 ぼうっとしないで!
 逃げましょう!ほら、こっち!

[だが今は逃げるのが先だ。
このまま更に霧に呑まれたらどんなことが起きるかわからない。
例え相手が嫌っている天使であろうと、目の前の誰かを見捨てることはできない。
慌てて引き返し、避けられなければ彼女の腕を掴み、そのまま霧の中から連れ出そうと試みる。]

(111) 2014/06/22(Sun) 14:37:18

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