人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


赤虎目石の剣士 イェンス

― 『神魔の領域』・外周の森 ―

[感じた動くもののの気配に意識を張りつめさせていたから、その存在に気付くのは比較的早かった]

 ……ん……。

[微かに聞こえた声>>98と、視線。
す、と視線を流した先に微かに見えたのは、構えられた杖の先]

 ……誰か、いるのか。

[投げかけるのは、低い問いかけ。
煌き帯びた紫羅欄花は軍服の胸ポケットに刺すように押し込んで、左の腰に佩いた二刀の内の短い方――『龍爪』の柄に、左手をかけた。**]

(111) 2020/02/20(Thu) 22:34:14

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