うん。ヤコブは僕に林檎の剥き方だけじゃなくて、もっといろんなこと教えてくれると嬉しいな。
僕はどじっ子を返上して、もっと頼りになるように頑張らなきゃいけないんだから。お前とも声を聞かせることも約束したしね。うん、ちゃんと覚えている。
[ヤコブが先ほど口にした提案>>105に対して真剣な態度で応える。]
それに頼りになるって言ってもらえて嬉しい。だから今度は・・・。
[照れくさそうに頭を書きながら告げた言葉は、途中で途切れた。今度は何だというのだろうか。考えても考えても、その先は銀嵐に飲まれてしまったように一面の白にかき消されて、どうしても出てこなかった。]