[――発砲音。彼が選んだのは、自決。>>7それを目の当たりにして少尉が叫ぶのを聞いた。複雑な色混じる笑みを浮かべた少尉の銃を構えていた右手は、だらりと下ろされる。]――…終わったのか。[>>11大尉が機関室に入って来たのはいつだったか。生存者はこの2名。…たった2名だ。]