[天空の乱舞の後、竜たちはふわり、地へと降りてくる。
ロヴィンに微笑みかけられた>>103竜たちはそれぞれ楽し気な鳴き声を上げていた。
それは言葉として届かなくとも、楽しかったよ! と全力で表していると容易に知れるもの。
風竜が再び誰かを連れて舞い上がるようなら、今度は兄弟竜が後を追って舞い上がる事になりそうだが、そこを止めるひとはいないようで]
…………お疲れ様でした。
[そんな空中散歩が一段落した辺りで、カレルへそう、と呼びかける]
きみが一緒に来てくれたおかげで、だいぶ楽に進めました。
ありがとう、カレルくん。
[ここまでは、静かな口調で言って、それから]