事情は分かったよ……。ああ、大丈夫。
俺が、本当に君の契約者だというのは、分かったから。
巻き込んでしまって、本当にごめんね…。
[此方の膝の汚れを気にしてくれる様子に、
ありがとうと言いながら。
ホログラムの時計を見遣れば、既に巡回の時間になっていて。
『巡回の後に、時間の在る時にゆっくり話そう。
くれぐれも気をつけて行動するんだよ。
何かあったら、すぐ呼ぶんだよ?』
そう言いながら、すでにクレメンスの連絡先のある>>2:36、
ヴィクトリアの通信機に自分の連絡先を入れて、
その使い方や応答方法を丁寧に教えてから、
ひどく心配しつつも、一旦別れたのだったか。]