人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


雑貨店店主 フランツ

[>>104男の言葉にベルガマスコは激高した。
普段であれば上手く回避出来ただろうが、今の男は冷静ではなかった。
残った理性がまだ湯気を立たせているコーンスープの入った紙コップを壁際に遠ざける。]

……っは、
貴方がいるから救助が来る?
貴方の好意で俺も助ける?
そんなの公務じゃない。私事でしょう。

[それが真実ならば、公務の為という言葉はとんだ詭弁だ。

男が向けるのは軽蔑の視線。
振り上げられた手を見ても微動だにせず。]

(110) 2015/05/06(Wed) 01:22:31

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