[>>104男の言葉にベルガマスコは激高した。普段であれば上手く回避出来ただろうが、今の男は冷静ではなかった。残った理性がまだ湯気を立たせているコーンスープの入った紙コップを壁際に遠ざける。]……っは、貴方がいるから救助が来る?貴方の好意で俺も助ける?そんなの公務じゃない。私事でしょう。[それが真実ならば、公務の為という言葉はとんだ詭弁だ。男が向けるのは軽蔑の視線。振り上げられた手を見ても微動だにせず。]