[どこかにいないかと部屋を一つ一つまわるそうして見つけたその子は]……寝てない?この子。『熟睡、だな。』[こんな状況でよく寝れるなこの子幸せそうな寝言まで聞こえそうだ]……妬ましい。[寝れることもその純真さも妹だったのならきっと僕もこうなっていなかったそれを考えてしまうくらいでふつりと沸き上がるのは──殺意**]