人狼物語−薔薇の下国

483 翠龍幻霧 ─天霊遺跡封印行─


王国兵 トール

[公子と守り人との会話に口を挟む気は無かった。
最初に言った通り、中に何がいようと構わない。
行く手を阻むものを排除しろと言われれば、そうするだけだ。

そういう展開になりはしないかと耳だけは傾けていたら、力と意思を示せと聞こえてきた。]


 ──殿下。


[剣を構える公子に、後ろから呼びかける。
それは、他からの声とは多少色を違えていた。]

(110) 2017/08/06(Sun) 01:35:55

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