[ヨアヒムの来訪>>91には片手を上げて応答を示し]
よう、ヨアヒム。見ての通り無事だぜ。
そもそも俺がこの程度の嵐でどうこうなるわけねえだろうが。
[そう言って笑みを見せるが、その表情を僅かに怪訝なものに変えてヨアヒムに問う]
……こんな日に図書館に来る物好きなんざ俺くらいだと思ってたが……
[と言いかけると、その用件は彼自身の口から語られた>>92]
ああ、なんだアンタもか。
それならそこだぜ、さっきまで俺が読んでたからな。
[そう言って机の上に置かれてる資料を示す。
それから、自分の持っている本を示して]
こっちの本もそうらしいんだが、まだ俺が読んでっからよ。
終わったら回すぜ。
[軽く本の中身を眺めながら返す。
クララとの話で飛び出した言葉に怯えた様子には、気づいていないように見える]