わからない、って……。
[腑に落ちない事は他にもある。
ペーターはいつ、どこで死んだのだろう。
部屋は3階だったはずだ。
どうして、階下――自分達は1階から来たから恐らく2階か――から運ばれようとしているいのだろう。]
[けれど今はとても訊ける空気ではなく]
[>>4:456思えば、あの時のペーターは既にこうなる事を予期していたのだろうか。
あの時自分が、ペーターの望む言葉を言えていたのなら、あの子は冷たくなる事など無かったのだろうか……。]
そう、かい……。
[小さな体に宿る強い意志、それは恐らく自分が知る事はできないのだろうけれど。
小さく頷き、自分は新しいシーツを持って来るからと階下へ向かう]