人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


国軍技術開発部主任 マチス

もはや対話だけで示せる状態じゃないと言うことは分かってる。
だから、最初に対話出来る機会が欲しかったんだ。

それでも、俺はお前らを知りたい、そう思ったからこそ、こうして声をかけた。

……この様子じゃあ最初に対話出来てても、同じ結果だったろうけどな。

お前らほかを知ってもお前らのいう俺らおのれを今すぐには認められそうに無い。

[認め、受け入れるなら宇宙そらを諦め、生を諦めることになる。
それだけは出来ない。
表情は残念そうなものへと変化した。
それは相手へのものではなく、自分へのもの]

(109) 2017/11/11(Sat) 11:54:58

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