[挨拶を返してきて、いきなり攻撃してくる気配はない模様。傀儡の足は、部屋の中へと進んでいきます。人形の白い手は唇に添えられ、]雪女の怪――白息吹[ようやく加減というものを覚えたそれは、広範囲というよりは、真っ直ぐにステルス魔女へと向けられます。範囲を狭めただけに、威力を増しておりますが、よけられてしまえば、そこまで。この傀儡は、気づいていない様子。傀儡の背後と扉の間には、距離もある。範囲が狭いということは、透明化されては見つけられなく可能性も、あるというのに。]**