だから、”一度だけの参戦で終わる”時に手を貸して欲しい。[そう言葉を紡ぐと、長エルフの眉がぴくりと上がった] こちらからはいつ来て欲しいと要請はしない。 貴方方で時機を見極め、参戦して欲しい。 我々は必ず、その時を迎えてみせる。[この言葉をエルフ達がどう思ったか、男は知る由も無い。ただ、周囲でざわめく声はいつの間にか消えていた]