[イモリ似の異形にはイェンスも向かっていた。射撃が途絶えたのを見計らい、チャールズは異形の前へと躍り出る]───来い、受けてやる。[戦槌の長い柄の端と半ばを両手で持ち、異形を睨み上げながら接近して行く。ぶん、と振り回される鞭の軌道を読みながら、時に戦槌を打ち合わせるようにしてその攻撃を凌いだ]