[「……――あの、何か?」そう問う相手(>>71)にどうしよう、と視線を落として。]…つい、なんて。……言え、ない。[うっかり口にでてしまっていたことに青年は気づきはしないだろう。上着、そう聞くと疑問符を浮かべた。寒さを紛らわせる為、いつの間にか握りしめていて、実は身体に馴染んでいた。それに気づけば、ふるふる。首を一度横に。]さすがに、洗って、返す…。…なんか、悪いし…。……誰のか、教えて?[そう言って首を傾げ身長の近い相手を少し見上げた。]