[言い放った少年の目は、真剣だった。] おまえが悪人なら成敗してやるつもりだった。 けど、おまえは違う。 おまえは絶対、偉大な男になれる。 だから、こんなことをしていないで、俺についてこい。[両方の腰に下げた山刀に手も掛けずに命じる。]