[ふ。と、頬に熱を感じ、空を仰ぐ。二国の激突を哂っているのか、鼓舞しているのか。雲の合間から、陽光が眩しく降り注いでいた]……ああ、そういや、[思いついて、愛用の銃剣を鞘から抜き放つ]こんなのも、あったっけ。