[ そうして、漸く、彼のクイーンが意識を取り戻した時>>101傍に在れたのは、天の配剤だろうか? ]…!ファミーユ?[ 呼ばれた名に、こちらも知らず知らず、名だけを呼んで、思わず、その白い頬に手を伸ばした ]……よく、寝てたな。おはよう。[ 一瞬の逡巡の後、なんとか笑みを作って、出来るだけ軽い声音で、彼は、そんな言葉を紡ぎ出す* ]