― 昨晩:メイン・サロン ―
[ セルウィンの手首を掴んだそのとき。
持て余した力は走り出そうとした彼を
躓かせるには十分だったらしく。>>3:352 ]
君のことは信用していないと言ったはずだけど?
[ 彼が何を見たのかは全く定かでない。
何故ならば、ロー・シェンの居た位置からは
彼の見た>>3:344遣り取りは見えなかったから。
自分の名前を呼ぶ彼に薄い笑みを向けながら、
先ほど押し当てた爪の跡をなぞる彼の指先を眺めて ]
―――――― 僕は快楽主義者でねえ
[ 彼の言葉を遮るようにぴしゃりと言い放つ。 ]
君を殺すのは面白くないから嫌だ。
諦めた人間ほど手をかけるのにつまらないものもない、
死にたいならば他の誰かに頼むか自分で何とかし給え。