[ぷかぷか浮いていると、さっきのできごとが嘘のように思えてきました。]そうです、ゲームに乗る人なんてきっといないんです。そんなことをしても、得をする人なんていないはずですから。[ローレルは改めてそう思いました。着衣のままお湯に浮いているのは変な感じがしましたが、リラックスできたようでした。]これであとは、おじさんと合流して――――、?[考えを口にしようとしたとき、指になにか別の感触を得たのをローレルは感じ取りました。うさぎのちかちかさんが、ローレルの指をくわえているようです。]