人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


従属の天使 エレオノーレ

[ 天にいた頃より
 常に笑顔を、と心がけてはいた。

 柔和な笑顔を仮面のように被っていれば
 心の奥底までは見せずに済むだろうから。と

 貼り付けていた笑みが、いつしか当前になり
 笑みを浮かべていることさえ
 忘れがちになっていたけれど]

 気に入っていただけて
 よかった、です

[ 大量の画集を積まれた時には
 心の底からどうしようかと思った。

 纏っていた薄絹に紐を通してくれ。と
 いっそ言おうかと考えた。 
 それでも安易な方向に逃げず
 己の意思で選んでよかったと、声が弾む。

 抱き寄せられたなら>>97
 自分からも、彼の唇に唇を重ね
 さざ波のように小さく笑い声をもらした]

(108) 2018/03/25(Sun) 10:08:43

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