[続く話 >>85 >>89 >>91 >>97にも、フリーデルはほぼ反応を示す様子はない。
声量自体は随分と落ち着いたが、うわ言のように、同じようなことを呟いている。]
……嫌……嫌……
……聞いてない……
……こんな早いなんて聞いてない……
……嘘よ……
……嫌……信じない……
[そうしていると。
ニコラスの鋭い声>>101が響き、それに遅れて心配した様子のペーターの声>>102が届く。それに呼応して顔を上げ。
叩かれれば僅かに目線も上がるが、表情の奥底、何かに沈みきった心は、誰の目にも透けて見えるほどで。
しばらく、無言。]
……………………………………………………
[虚ろな目のまま、重い口を開く。]
………すみません。