[店内に入れば、促された席に座り、ケーキセットのチケットを手渡す。メニューからケーキを選ぶようなのだが、メニューの写真を端から順番に眺め]全部…食べたい……[小さな声で呟いた。本当はオススメを聞いたりしようと思っていたのだが、シクラメンの男の子は今日はお休みなのだろうか、休憩なのだろうか、メニューから顔をあげてキョロキョロしてみるも、此処からは姿を確認出来ない。再びメニューに目を落とせば暫くの間、真剣にケーキで悩む姿。]