人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


薬師 クレステッド

[そう声をかけてから、まず言わなければいけない事を思い出した。>>104
彼の前では、必要以上に年上であろうとする自分がいる。]

 いや、それよりもまず、有難う。
 助かった。

[そこで思い出すのは、首が噛み切られた無残なドールの姿。
多分彼も、“そう”なのだろう。]

 ……お前も、喉が渇いているんじゃないか?

[もし、カレルが望むなら血を与えようとするだろう。
自分の喉の渇きは、抑えらえる。抑えてみせよう。
大切な者を傷つける位なら、自分の血を舐める
そう心に決めて。]

(108) 2013/10/01(Tue) 23:41:14

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby