[騎士とは初対面だけれども、馬から下りて話を聞いてくれる>>92。
やはり礼節を持ち人々を脅威から守る騎士は、態度が紳士的な人ばかりだと感心しつつ、丁寧な口調を心がけた。]
え?!親?……は、一緒に行動していませんけど、大丈夫です。同行者がいますから。
[思いがけない問いかけにそう答えながら、背後に控える従者の服を掴んでみせる。
村ではまだ子供扱いされているけれど、腕に覚えがある者>>86に自分は含まれると自負している。故に送り届けると思われているなんて考えもせずに、従者を促して受け取ったロングソードを布から取り出した。]