― 酒場 ―
ええ…本当に賑わってますね。
それでも、この方が最後の酒場には相応しい。
[シルキーの言葉から微かに寂しさを感じてはいたが。それを否定する理由も無く。小さく頷き酒場の中へと。]
いいですね、そこに座りましょう。
[彼女に席を指差されれば、特に違和感を感じる事もなく席に座ろうと。]
……?
[席につこうとすれば、"えっと…あの……"と口をパクパクさせているシルキー。
自分の顔と空いてる席を交互に眺めた事で察しがついた。そのまま席に座り、]
最後の酒場を貴方と一緒に過ごせるなら
…光栄です、シルキー。
[にっこり笑って、彼女も席に座るように促した。]