ヤクモ![ 呼び声に応じて、旭光のごとく輝く騎竜が、崖下から舞い上がる。ディークは、瞬時の躊躇いも無く崖の縁を蹴って、その背に飛び乗った ][ そのまま、所属する艦まで、騎竜で「追っていった」のは、ぶっちゃけ、集合に遅刻して船団の出立に間に合わなかったせいだが…出立に立ち会っている父親と顔を合わせないために、わざと遅れたのだということも艦長以下乗員には、しっかりばれていたので、特に追及はされず、呆れ顔で迎えられるに留まった ]