― マーティンと ―
おかげさまで。
[なんて声をかけて。"強くなったな">>106という声には首を横に振って]
――強いですよ、『あの娘』は。
[誰かを護りたいという彼女の心はずっと変わらない。
そりゃあクレメンスにゲンコツ落とされたのを見てヒヤヒヤしたし、弟子にしてくださいなんて言い出すのは流石に予想外だったけど……
それも含めて、彼女らしいと思った。]
大丈夫ですよ。『あの娘』はもう、ひとりで歩いて行ける――
[微笑みながら、クレメンスとのやり取りを見守る。
彼の厳しい言葉も拳骨も、全て彼女の事を思っての事だと分かる。それはまるで父娘のやり取りにも見えなくは無いとも思った*]