― 後日 ―そんな簡単に変われるほど、器用じゃないです。それは、知ってるでしょ?[変わらない、という評>>99に返しつつ、向ける視線は揺らがない。ぶつけた問いは、ずっと抱えていたもの。あの時は、いつか越えると思い定めていた存在が唐突に消えてしまった衝撃の方が大きくて、聞く事はできなかった。けれど、このままにしておきたくない、と。燻り続ける諸々に向き合う覚悟を決めて向けた問いに返されたのは]