[整列した義勇兵の前にペガサスで乗りつけ、カレルは皆の顔を見渡した。]
自ら武器をとり、集いし義勇軍の皆、
今こそ、我らの国を取り戻すときが来た。
敵は暴威の恐怖をもって我らを怯ませようとするだろう。
けれど、魔物はその実、我らの結束を、勇気を怖れているのだ。
常に、傍らの仲間を信じて進もう。
我らの歓呼の声を響かせよ!
[鯨波の声をあげ、義勇軍は動き出す。
その先頭を走るペガサスは、敵前衛に衝突する手前で地を蹴って空へと舞い上がった。
味方の魔法援護を受けながら、敵を足下に、城壁越えに挑む。]