人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


魔将 シメオン


我に逆らうか?…憎く、思うか?

[歩み寄り、魔戦士を笑って見下ろし問えば、あれはどうしたのだったか。
もう古い記憶は曖昧だが、それでも闇の戦士にしては珍しいほどの知性と、携えていたアヴァーンガルデと称する大鎌と、その二つは珍しいものとして魔の記憶に残っている。

もっとも、その娘と偶然邂逅するまで、忘却の底深く沈んでいたほどの記憶だったが。]

(107) 2017/02/04(Sat) 01:44:12

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