─ 平原→川 ─
[静かに流れる水の音を頼りに進んだ先、さらさらと流れる川に突き当たった。
どこからどこまで広がっているのか、上流も下流も先が見えず。
本当に此処は広い領域だなぁと思いながら、>>45どちらに向かうか、とイェンスを見遣れば>>46丁度彼が何かの人影を見つけたところで]
此処にいるということは、私たちと同じ立場の方々、でしょうね。
[言葉を継ぎながら、一応の警戒として刃を包んでいた布を外し、腰に巻き直す。
更に近づいてきたのは、黒髪の男女二人組。
どうやら男性の方はイェンスと顔見知りのようだったので、暫し二人が言葉を交わすのを見守ることとして。
>>59>>67話がまとまった所で上がった口端、相手が片割れの女性に呼びかけるように彼からも私に視線が向けられて]