― 『世界軸』上層・『陽光の間』の仔竜 ―『……きゅー』[調理器具があっても変わりません!と、言葉にして伝えられないもどかしさ。託された言葉を再生する事はできても、自身は鳴くしかできない仔竜はのた、尻尾をぱたり。そうこうしていたら、なんだかすまなそうに謝られ。>>101]『きゅきゅー』[気にしてないのよ、といわんばかりの声を上げた後。仔竜は広間の隅にてってと移動した。**]