[おそらく最善の結果は両者の和解。
ウェルシュ様の即位をフェリクス様が認めること。
遺言の真偽がその妨げになっているのならば。]
――ならばその任、我ら監査局にお任せください。
[>>92両者の前に一歩、進み出て。]
もしも先王陛下の御遺言が偽造されたとすれば、
実に由々しき事態、許されざる不正!
その真偽を検め真実を顕にするというのなら、
今までに数多の不正と暴き、腐敗を正してきた我々、
監査局こそが適任と言えるでしょう。
[そう名乗り出た。
調査の主導権さえ得られれば、後はこっちのものだ――。]