[僕は今まで【美しい雛鳥《じょせい》】を育ててきた。鳥籠の鳥を美しく思っていた。籠があるから美しさは生えるのだとー現に巣立った雛鳥達は、完成された美しさを備えていた。僕はいつでも満足していた。何でも自分の思い通り世界を、手に入れてた。僕にみんな傅いた。そうさせたのは自分の力ではなかったのか!?僕は強い!]