[いつでも使えるよう当面の薪を裏口の土間に積み、教会と倉庫を往復していると、ジムゾンから声が掛かった>>100] ああ、神父様。お帰りなさい。 あまりに酷い雪で驚かれたでしょう。 …………。 ……そうですか、道が。[雪で山道が塞がれたことを聞けば、分っていた事とは言え視線が落ちる] ここで立ち話も何ですし、ひとまず中に入りましょう。悠長に話していたら、雪けむりでシュネーマン(ゆきだるま)になってしまいそうだ。[ぽつりと、冗句にならない冗句を飛ばして**]