[闇の魔人の立っていた場所へと駆け上り、指輪と手袋を外して闇の残滓を吸い上げた。冷たく重い力──その中に漂う寂寥と渇望が感じられる。] あの魔人もまた誰かを追っている? 輝かしい存在を──[それが自分の探し求める相手に繋がるかは定かではないが、魔人の使った闇の道を辿るべく働きかける。]