不思議そうに瞬く神の最初の七日間からずっと、この口は何の"言葉"も紡がないただ永い間を、意志を持たず無為に漂うことに費やして来た純粋な天使は ふわと翅を揺らめかせた 白い気配、守りの力 ひらと舞った一枚の羽を指先に宿して、 笑みを零す