― ??? ―[一人の少女の魂が暗闇に堕ちて行く>>57。その背中へ突然声がかけられた。]パメラ。待ちなさい、パメラ。[それは2年前に死亡した、少女の義理の母親。なかなか身を固めない息子を嘆き、その息子に大切にされすぎて縁遠い娘を心配しながら、心を残してこの世を去った女性だった。優しく微笑みながら少女に近づく。]可愛い私の娘。私はあなたを放っておけないわ。でも迎えに来るのが遅くなってごめんなさい。[そう謝りながら、少女の髪をそっと撫でようとする。*]