…────、歯ァふんじばって…、か……そう、だな。あいつ……戻るって、言ってたから、[レナトの言葉>>101を、機械的に繰り返す。かさりと声が乾いて、喉に引っかかった。泣きじゃくる新兵>>102を無表情に見下ろす。表情を置き忘れたように見ていると、彼が顔を上げた。泣きながらも返される、力強い肯定。それに同じく頷き返せずに、視線がレナトへと向け流れる]