狼なら、正しい理屈にこだわるのは危険だ。理屈上自分に狼である可能性が出てくるときには、巧妙に理屈をすり替えたり目をそらしたりしなければならないからだ。しかしもふねこは、もし理論上自分が狼だとしか言いようがないなら、そういうのではないかというくらい、理論に対しなんというか矜持のようなものを持っている。うーん我ながら中々理解してもらえなさそうな印象論を言っているけど、僕の中ではそういう理由で、もふねこを白だと見ている。