[ジークムント>>98の声に僅かに視線を向け、アデルに触れる様子を見つめる。]
貴殿は教会におられたのでしたね。
……そちらの味方をするのですか?
[二人が知り合いなのだと理解すれば、平坦な声が問いを投げた。
それから視線を名を知らぬ男>>96へ移し、出逢った時とは異なる気配に瞬きをする。]
彼はジークムント殿が……いえ、聞かなくても分かります。
あの方が無茶をしたのでしょう。
一発殴ってやりたいところですが、残念ながらそれもできないようだ。
[肩を竦めて、安易に野茨公の崩御を皮肉に変える。]