シロウ…な。こんな場所まできちまったが、クレメンスは、シロウ・アマツキに出会えたことを嬉しく思う。[この時ばかりは普段荒っぽい態度の老将も鳴りを潜めた。礼こそ傷とこの態勢からできなかったものの、声色は深く重く、そして澄んでいた]