自分でいいのか、だなんて。それは私の台詞ですよディーター。 ……貴方がいいんです。 ずっと、その熱い瞳に見つめられていたい。優しい腕の中にいたい。 貴方の為を思うなら、言うべきではないと思っていたのに……本当に私は、悪魔の誘惑に弱い……。[そんな気が無いように振る舞っていたつもりが、結局こうして胸の内を告げてしまっている。どうしようもないと思った。しかし、続く言葉を聞けば微笑んで。]