[神樹の巫女が紡ぐ言葉を、影はどこか楽し気な態で聞く。
道化師から向けられた言葉>>96には、ゆるり、瞬いて]
「……んー……自分、別に光の御仁がおらんでも、自分でおりますからなぁ」
[そちらの話ではない、とわかった上でのはぐらかし。
それから、影の魔神はよいせ、と言いつつ立ち上がる]
「ま、中らずと雖も遠からずっちゅーか、なんというか。
ただ、ま。
今言えるんは、自分は単なる『影』って事ですんで。
……それ以上を引き出したいんなら……」
[ここで魔神は言葉を切り、にっこり、愉しげに笑ってみせた]