― 図書館 ―
[黙々と記録書のページをめくり、今回の件とは関わりないけれど気になる所に栞を挟む。
そんな事を繰り返していたら、扉が開いた]
……おや。
[また急ぎで資料が必要なのか、と。
上げた視線の先に立つ姿と仔猫の声>>104に、緩く瞬いた]
どうした、疲れているように見えるが……。
休んでいくのは構いはしないが……ああ、私も一度休憩しようと思った所だから、茶でも飲むか?
香草茶で良ければ、だが。
[そんな問いを投げかけながら、立ち上がる。
椅子が必要ならば、閲覧席から持ってこい、というのは常の事なので特に口に出す事はしない。*]