作った料理を、美味しそうに食べる表情だったり。作って貰った料理が、とても美味しく感じたり。
司書さんなのもあるのだろうね、話していて楽しかったり…一つ一つの仕草に視線が向いてしまうようになったり。
それを、僕の本心でないとは思いたくもないのだよね。
勿論、こういうのは僕が思っているだけでは意味がないし…全く隠してないけど、現状アリーセさんにも言いよってる…って言ったら聞こえが悪いけどそんな状況なのは社会からみたらどうなんだって言われそうだけど。
[もう一回、軽く息を吸って。]
貴女の時間と心を、僕は欲しいです…リュカ。
[そう、告白することにしたのだ。
最後に呼び捨てにしてしまったけれど、後から慌ててさん付けするのもどうかと思って辞めた。]